お知らせ
ドラマも比企氏にとって終盤、、いよいよ比企の乱を迎えます。
地元東松山では、能員以上に知られている時代に翻弄された3人の姫たち。
ドラマでは取り上げられませんでしたが一人目は「丹後の局」。
比企禅尼の長女であり、流罪になった頼朝を、のちの夫となる安達盛長と共に支えました。
歌人として優れた能力を発揮し、高級女官として丹後内侍とも呼ばれました。九州の島津家の祖、島津忠久の生母であり、父親は源頼朝と言われています。丹後の局は鹿児島市の花尾神社に祀られています。
二人目は比奈こと、「姫ノ前」です。
比企禅尼の孫で比企能員の姪にあたります。比企一族の女性でありながら、北条義時の妻となり権力闘争を繰り広げる比企と北条の間に挟まれ懸命に生きました。
絶世の美女であり、義時の妻になる前は源頼朝の信任が厚く、権威無双の官女と言われました。結婚の際には決して離別いたすべからず、との起請文をとり、「契約結婚第一号」となったことでも有名です。
そして、三人目はせつこと、「若狭の局」です。
比企能員の息女だった若狭の局は二代将軍頼家の室となりました。吾妻鏡では比企の乱の際に鎌倉の比企の館にて一幡と共に亡くなったとされますが、地元東松山市では頼家が伊豆の修善寺でなくなった後、生まれ故郷の比企の地大谷に草庵寿昌寺を結び、菩提を弔ったと伝わっています。
また、この土地の串引沼には、頼家を忘れることが出来ず悲しみにくれる若狭の局を比企禅尼が励まし、頼家からもらった串を泣く泣くこの沼に投げ入れたという悲話が伝えられています。
そんな三姫の姿が入った比企総研制作の超希少!「甦る比企一族・比企三姫」記念切手を、抽選で三姫にちなんで3名様にプレゼントいたします。
応募期間:2022年8月11日(木)~8月31日(水)まで ※応募期間は終了いたしました。
当選者発表:東松山市 S様
鶴ヶ島市 N様
鴻巣市 T様
9月下旬頃、郵送にてお送りいたします。沢山のご応募、誠にありがとうございました。
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